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作者の紹介
こんにちはCherryです。趣味で官能小説を書いています。小説のタイトルは【上司と部下の秘密~アブノーマル調教~】です。ジャンルはSMです。過激な内容も含まれますので18歳未満の方はご遠慮ください。
第一章:出会い(1)
セックスシーンが読みたい方は⇒【第一章:出会い(4)】へ♪
私の名前は松崎紗希。28歳。
都内の会社で働くOL(既婚)だ。
夫とは4年一緒にいる。3ヶ月に1度行為があるかどうかのセックスレスである。
私は夫とのセックスでイッたことがない。
夫はイクのが早い。所謂”超”早漏である。
それを気にしているのか、セックスに対して消極的で、付き合っている時から淡白だった。
セックスは単調で、私の胸と陰部を少し触って挿入して終わりだった。
そんな夫に”もっと触って”とは言えなかった。
今日はムラムラするな、、生理前だからかな、、、
夫とは5ヶ月はしてない。最高記録だ。
でも、夫とはしたいと思わない。
心も身体も満たされないからだ。
いつも1人で処理をしていて、終わった後虚しくなる。
夫の事を嫌いな訳ではない。私に尽くしてくれて、優しくて、とてもいい夫だ。セックスは淡白だか、普段ハグなどのスキンシップはある。
でも、夫とはしたいと思わない。
私っておかしいのかな、、?
そう思って知◯袋で調べていると、
いつの間にかマッチングアプリのランキングサイトを見ていた。
セフレ、、いや、、よくないよね、、
と思いながらも
日々の欲求不満が勝り、マッチングアプリに登録してしまった。
そこで何人かの男性とメッセージでやり取りをした。
ー顔がみたいー
ー業者じゃないよね?ー
ー裸の写真送ってー
ーまずは電話エッチしようー
アプリの男性はどこか品がないのと、漠然と怖いと思い、どうも会う気になれなかった。
性病移されたらこわいし避妊もしてくれないかもしれない、、、
やっぱりアプリで会うのは無謀かな、、
このアプリがよくないのかな、、
と思い他のマッチングアプリを調べていると、パパ活専用サイトがでてきた。
パパ活か…
サイトには、
ー紳士な方を求めてる方は是非一度ご登録下さいー
と書いてあった。
確かに、パパ活なんて高収入の人がやるイメージだ。
20代後半の女なんて需要あるのかな…
でも、どうせならお小遣い稼ぎもありか。と思いダメもとで登録した。
アプリで何人かとメッセージのやり取りをして驚いた。年齢層が高いためか、言葉遣いが大人だった。下ネタも一切なかった。
既婚者で地位のある方が多く、プロフィール写真は基本無掲載だった。
私も既婚のため、気遣いでか顔を見せてとほとんど言われなかった。
その中で気になる男性がいた。
その人は私より12歳年上の40歳。
既婚者で会社経営をしている鈴木さんという方だった。
鈴木さんも奥さんとレス気味で、パパ活を初めたらしい。
私は本名は伏せて、名前はさきとだけ伝えた。
自己紹介と、パパ活を始めたきっかけ、会う条件等のやり取りをした。
私がLINEを教えるのを渋っていると、お互い次も会いたいと思ったら教え合おうと提案してくれた。
アプリでのメッセージから誠実さが感じられ、どことなく安心感があり実際に会うことにした。
お互い既婚者であるため、個室の居酒屋を予約してくれた。
それでお互いOKなら、ホテルに行こうという約束だった。
セックスシーンが読みたい方は⇒【第一章:出会い(4)】へ♪
~約束当日~
夫以外の男性と会うの緊張するなぁ…
これから日も落ちるし雰囲気でる..
どんな人なんだろう….
そんなことを考えていると、待ち合わせ場所に到着した。
ピロン♩
鈴木さんから連絡が来た。
ー何色の服ですか?ー
ー深緑色のロングスカートに白いブラウスですー
周りを軽く見渡すと、4~5人ほどしかおらず、きっとすぐに私だと分かるはず。
どこかで見られていると思うと恥ずかしくなり、俯いていると
「さきさんですか?」
と声をかけられて顔を上げると、
私は開いた口が塞がらなかった。
「…………しゃ…………..っ」
「!!!!….松崎さん……っ」
目の前に現れた男性は、私の働いている会社の社長だった。
鈴木、、確かに社長の名前は鈴木だった。
ありふれた名前だったため、気にも留めていなかった。
それよりも、私はパパ活をしていることを知られたことで、動揺を隠せなかった。
「あ…あの..私…………えっと…..」
頭が真っ白になって言葉が出ない。
「…..お互い色々と言い訳がありそうだね。とりあえず予約したお店行こうか?」
社長は取り乱している様子はなく喋り声も態度も冷静だった。
本当は今すぐにでも帰りたかったが、とりあえず、内緒にして欲しいと言わないと帰れない。
「……..はい」
どうしよう。何を話せばいいの?
パパ活サイトに登録した過去の自分を戒めたかった。
頭が混乱して言葉がまとまらないうちにお店に到着してしまった。
上司と部下の秘密~アブノーマル調教~ 第一章:出会い(1)